きまぐれ日記

思ったことをつらつらと。

かんげき!

ジュリアスシーザー観てきた!
藤原竜也さんを観に。
蜷川さんの舞台はなんか縁があって、よく行く機会あるんやけど、すごい引き込まれるんだよね。巻き込む系の演出なの。バンバン客席通るしね、なんか。圧倒されるというか。今回は演説のシーンが多くて、演者さんも客席に論じているような気がして、ハイ!私はそうは思わないんですけど!!って挙手して入り込みたくなるような。そんくらい巻き込まれる舞台でした。感情移入じゃなくて、一員になる感じだから悲しい物語でも不思議とブルーにならないというか。世界には入ってはいるんだけど、傍観者で居れる。
藤原竜也の作品の中でカイジ2のクライマックスシーンのあの熱量が凄い好きやったんやけど、今回もそれぐらいの熱量を発して演技をされていて、すっごい気持ち良かった。清々しい熱さ。すっげぇなーって。そういう熱さを持ってる人の舞台をもっと見たい。ここに立ててること、当たり前じゃないけどでも頑張ってきたから当たり前です!って全身から発している清々しさ。
カーテンコールで出てくる時も、その図々しさじゃないけど、わたくしが藤原竜也ですけど?あの、藤原竜也ですよ。って堂々と出てくる感じがね。スカッとする(笑)

当たり前じゃないからこそ、舞台に立つ時は鼻パンパンで自信満々で出てきてほしいんですよ私は。それを観に行ってる。
今年のプレゾンで、M.A.D.が二人で手を繋いで「今ここに立てていることを幸せに思います!」って笑顔で言ってたの、すごい好きだった。